手組ホイールが出来るまで。

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今回は当店で定期的にオーダーを頂いている「手組ホイール」が出来上がるまでの過程をざっくりご紹介させていただきます。
まずはご使用されるお客様から、イメージやどんな風に使いたいかなどコミュニケーションをとりつつパーツを選んでいきます。
ホイールは中心からハブ・スポーク・ニップル・リムで構成されており手組ホイールなら全て自分のチョイスで組み立てることができますよ。
この時点でパーツ選びが楽しすぎて決まらない方続出です!(笑)
パーツが決まり全て揃えば終了!というわけではありません。ここからです!
組み立ては最初にパーツそれぞれの寸法を測りスポークの長さを出すところからスタートです。
リムの径やハイト、ハブの大きさでスポーク長は変わるのでとっても大事な作業になります。
スポークの長さが決まった後はネジ切りです。
上の写真はまだネジが切られていない状態です。
スポークカッターと言う機械を使用しネジを切っていきます。こちらがスポークカッターを使い、切ったネジ山になります。
既に長さやネジが整ったスポークもありますが当店ではより柔軟な対応が出来るようにスポークカッターを使用し1本1本スポークを作っております。
その為特殊なスポークでない限りスポーク折れの修理はほぼご対応が可能です!
スポークが出来たらハブにスポークを通し組み立てていきます。
センター出し、左右、縦の振れを取りながら慎重に組み立てていきます。
こうして手組ホイールの完成です!
現在完組ホイールが充実している中で手組ホイールは少数派だと思います。
ですが、廃盤という概念がなく補修に困ることがないので一度組み立てれば永く使える点や、何より気にいった部品だけで出来たホイールのカッコよさはオーナー様にとって格別ですよね!

今回使用したアイテムのご紹介です。
RIM/VELOCITY atlas
NIPPLE/SimWorks by Hoshi
HUB/SUZUE PROMAX 
TIRE/TERAVAIL RAMPART 650b×47ホイールセットのお渡し後、バイクへ取り付けて遊びに来てくださったので写真を撮らさせて頂きました!
このタイヤ幅もしっかり収まってしまうスチームローラー!
さすがですね!
BMXライクのクルーザースタイル、とってもかっこいいです!

手組ホイールのオーダーはいつでも大歓迎です!
もちろんSHIMANO・MAVIC・CAMPAGNOLOなどのホイールも取り扱っておりますのでお気軽にご相談くださいませ!

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